スキーに行くには、車、電車、バスなどの往復の交通費にリフト券の料金が必要なわけですが、旅行会社のバスツアーの中にはすごく激安のものがあって、ほぼ毎日満席で運行しています。1台のツアーバスには最大50人もの人が乗れるので、利用者の食事代やロッカー使用料などでスキー場はプラスになり大幅に値引きをしても結局は収入が増えるので激安にできます。手袋、帽子、ゴーグル、ウェア、ボードがセットになったレンタルもあるので手ぶらで気軽に行け、降雪が遅れても、降雪機で安定的に雪を作っているところもあるので平気です。ところでこの激安バスツアー、日帰りでゲレンデでの滞在時間を6時間から7時間もとっているものもあってスキー好きにはたまりませんが、滑っているとつい楽しすぎて気づくと時間はあっという間に過ぎてしまっており、まだ滑りたいのにと後ろ髪をひかれながら帰ることも多々あり、日帰りでは物足りないと感じることもあります。
せっかくスキーに行くのでしたら1泊2日、温泉宿に泊まるものにしてみたらどうでしょう。到着してから翌日出発の時刻まで、思う存分心ゆくまで滑ることができます。夕食は、翌日のスタミナをつけるためにたくさん食べ、夜は掛け流しの露天風呂や貸切展望風呂につかり星を眺めて冷えた身体を温めることができ、幸福感や解放感で満たされたリッチな気分が味わえます。体の疲れを取り、翌日また滑るぞとスキーに向かう活力がみなぎり楽しい思い出がたくさん作れます。